家を売却するとき、売却額でローンを支払える場合、この状態を「アンダーローン」と呼びます。
反対に支払えない場合は「オーバーローン」です。
では、アンダーローンなら住み替えても大丈夫なのでしょうか。
また、住み替える場合の手順はどうなるのでしょうか。
□住み替えに際し家を売却するときアンダーローンなら安全？
＊アンダーローンなら安全
アンダーローンの状態なら、住み替えも比較的安全に行えます。
具体例で確認してみましょう。
売却予想価格が3000万円でローンが2500万円残る場合、ローンを完済しても500万円が手元に残ります。
これは新居購入の費用に充てられますし、ある程度余裕をもった住み替えができます。
＊オーバーローンの場合自己資金がカギ
ではオーバーローンではどうでしょうか。
ここでは、差額を自己資金で賄えるかがカギとなってきます。
もし自己資金が用意できない場合、「住み替えローン」を検討してみてください。
住み替えローンでは支払い後の残債と新居のローンをまとめて借りられます。
まとめると、アンダーローンなら比較的安全に、オーバーローンなら自己資金次第で住み替えが可能です。
続いてアンダーローンの状況に絞り、家の売却手順を紹介します。
□アンダーローンの場合に家を売る手順
1.新居の計画を立てる
新居を決めるタイミングには、買主が決まる前に新居を決めてしまう「買い先行」と、買主が決まってから新居を決める「売り先行」があります。
住宅ローンが残っている場合、売り先行の方が安全に住み替えできるため一般的です。
2.不動産会社と媒介契約を結ぶ
媒介契約には3種類あり、適したものを選ぶ必要があります。
・一般媒介契約：複数社と契約が可能、自分で買主を見つけることが可能
・専任媒介契約：1社のみと契約、自分で買主を見つけることが可能
・専属専任媒介契約：1社のみと契約、自分で買主を見つけるのは不可
3.家を売り出す
家がよりよく見えるように意識しましょう。
内覧者が来るときは掃除するといった工夫が大切です。
4.売買契約を結ぶ
媒介契約をした会社が、契約書類を用意してくれます。
契約内容は物件ごとの事情によって変わります。
しっかりと契約内容を確認して売買契約を結びましょう。
5.決済と引き渡し
売買契約締結後、約一か月程度で行います。
6.確定申告を行う
アンダーローンで売れる場合、譲渡所得が出るかもしれません。
その場合は確定申告を忘れずに。
支払わない場合延滞税が発生します。
□まとめ
アンダーローンなら比較的安全に住み替えができます。
まずは不動産会社に相談してみてください。
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実績があり、プロが多数おり、万全のサポート体制が整っているので、まずはお気軽にご相談ください。
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