土地の売却は事前準備から契約、引き渡しといった流れで行われますが、この際に手数料や税金も発生します。
今回はこれら諸費用についてと、土地の売却における注意点を紹介します。
土地の売却をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
□土地の売却にかかる費用と税金とは?
*主な費用
まず、不動産会社に売買の仲介を依頼するための料金として「仲介手数料」がかかります。
次に、土地の大きさを測るための費用として「測量費用」がかかります。
そして、ローンの残額を一括返済するための手数料である「繰り上げ返済手数料」や古家の解体にかかる「解体費用」が必要に応じてかかってきます。
*主な税金
土地の売却時にかかる税金は、「印紙税」「抵当権抹消、住所変更登記又は相続登記などの登録免許税」「譲渡所得税」の3つが主です。
印紙税とは、売買契約書に貼る印紙代のことで、譲渡所得税は土地を売却して得た利益にかかる税金です。
また、抵当権抹消の登録免許税というのはローンの抵当権が残っている場合に支払う必要がある税金になります。
現登記上の住所や所有者が違う場合は変更のため別途費用が掛かります。
□土地を売る際の注意点とは?
1つ目の注意点が、ローンを完済してからでないと売却できないという点です。
ローンで購入した土地には抵当権が設定されているため、これを抹消しなければ所有権は移せません。
そしてこの抵当権を抹消するためには、ローンの全額返済が必要です。
しかし、土地の売却代金でローンを完済し、同時に抵当権の抹消と所有権の移転の手続きを行えば問題は解決します。
売却代金でローンの完済ができなかった場合は、自身の資金で不足分を払う必要があるので注意が必要です。
2つ目の注意点が、境界の確定と測量についてです。
土地の境界をあいまいにしたまま契約を結んでしまうと、引き渡し後にトラブルが発生する恐れがあります。
土地の購入者の方のためにも、話し合いの上で境界をしっかり確定させておくことは重要です。
また、土地の面積が登記簿謄本の情報よりも狭い、というケースもあります。
専門家に測量を依頼し、広さを改めて確定させておけば、思ったより狭い土地に購入者の方ががっかりするということも無くなりますね。
□まとめ
今回は、土地を売る際にかかる諸費用や注意点について解説してきました。
売却をスムーズに行うためにも、今回紹介した注意点を踏まえて売却に取りかかることが重要です。
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