「離婚する予定があり、今住んでいる家をどうすれば良いかわからない」
このようなお悩みをお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
そこでこの記事では、離婚後の家の処分方法についてご紹介します。
ぜひ参考にしてください。
□離婚の際の家の処分方法
離婚をされる際には、今住んでいる家をどうするのか決める必要があるでしょう。
そこで、その家を売却するか住み続けるのかを決める際のポイントをご紹介します。
＊家の売却が向いている人
家の売却が向いている人は、住宅ローンの残債が家の売却価格を下回っている場合です。
その場合は、住宅ローンを完済できるため、売却しても問題がありません。
また、不動産という単純に2分割できないものを現金化することで、正確に半分に分けられるので、離婚後にトラブルになる可能性が低くなるというメリットもあります。
売却の方法には、仲介と買取の2通りの方法があります。
仲介の場合は、不動産会社と契約してその物件を買い取ってくれる人を見つけなければなりません。
そのため、時間に余裕があり少しでも高く売却できる方におすすめです。
買取の場合は、不動産会社が買い取ってくれるので買い手を探す必要がなく、すぐに現金が手に入ります。
ただし、仲介の売却価格の6割から7割程度の価格になることを理解しておきましょう。
＊家に住み続けるべき人
家に住み続けた方が良いのは、住宅ローンが家の売価を上回るオーバーローンの方です。
その場合は、夫婦のどちらが住宅ローンを借りているのかが重要です。
住宅ローンを借りている方が住み続けるのであれば、そのまま本人が支払いを続けましょう。
その際に連帯保証人がもう一方である場合は、連帯保証人変更の手続きを行ってください。
一方で、ローンの支払いをしてない方が住み続ける場合は、ローンの名義人が返済を遅延した場合に家が競売にかけられる恐れがあります。
そのため、公正証書を作成して、証拠を作りましょう。
そして、一緒にローンの契約をしている場合は、単独名義に名義変更をしましょう。
共有名義で片方のみが住んでいると、契約違反行為となる場合があります。
ローンの借り換えを検討して名義変更を行いましょう。
□離婚に伴う不動産売却の方法
前述した通り、仲介、買取、任意売却の3つの方法で住宅を売却できます。
仲介は、不動産会社に仲介をしてもらう方法です。
そして、査定をしてもらい売却に入ります。
不動産会社が仲介してくれる為、より早く高く売却できます。
買取は、不動産会社が買取をする方法です。
仲介よりも売却価格は低めですが、早期に売却できる方法です。
また、近所に知られずに売却活動ができるという点も特徴です。
任意売却は、オーバーローンの方におすすめの方法です。
不動産会社に査定を依頼して、ローンの残債が売却価格を上回っている場合にこの方法を検討しましょう。
ただし、売却価格があまりに低い場合は金融機関の許可が得られない可能性があります。
□まとめ
この記事では、離婚する際の家の売却についてご紹介しました。
離婚の際には、不動産など様々な財産を分与することになるでしょう。
トラブルにならないように、お互いが納得できる方法を選ぶことを検討してください。
家を売却される方は、ご不明な点がございましたらお気軽にご相談ください。
https://www.baikyakuoh.biz/hiroshima-higashihiroshima/
https://y.f-plaza.co.jp/contents/inq
082-430-5581
