土地の売買で気をつけることを徹底解説!スムーズな取引のためのポイントとは?

土地の売買は、人生において大きな決断を伴う重要な取引です。
しかし、具体的にどのような流れで行われるのかわからない方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、土地の売買の流れや気をつけるべきことについてご紹介します。

□土地の売買の流れをご紹介!

以下では、土地の売買における売却側と購入側の流れを、具体的な手順と共に解説します。

*売却の流れ

1: 土地の価格相場を調べる

土地の売却を検討する際には、まず、自身の土地の価格相場を把握することが重要です。
土地の相場は、不動産会社のサイトで類似物件の売値を調べたり、国土交通省の「土地総合情報システム」で検索したりすることで把握できます。
また、公示価格や固定資産税評価額を参考に、目安となる価格を算出することも有効です。

2: 土地の査定を依頼する

土地の価格相場を把握した後は、実際に不動産会社に査定を依頼します。
査定には、机上査定と訪問査定の2種類があります。

机上査定は、面積や所在地などのデータのみで査定を行う方法で、簡単に結果を得られますが、実際の売値とは異なる可能性があります。
一方、訪問査定は、不動産会社の担当者が実際に現地を訪問して査定を行うため、より正確な価格を算出できます。

3: 不動産会社と契約を結ぶ

査定結果に基づき、売却を依頼する不動産会社を決定したら、媒介契約を結びます。
媒介契約には、専任媒介契約、専属専任媒介契約、一般媒介契約の3種類があります。
それぞれの契約には、仲介手数料の支払いや売却活動に関する条件などが異なるため、内容をよく理解した上で契約を結ぶことが重要です。

4: 土地を売り出す

不動産会社と契約を結んだ後は、土地を売り出すための広告活動を行います。
不動産会社は、自社のホームページや不動産情報サイトなどに物件情報を掲載し、購入希望者を募ります。

5: 購入希望者と交渉する

不動産会社から購入希望者からの問い合わせがあった場合、売主は不動産会社を通じて購入希望者と交渉を行います。
交渉では、売却価格や引き渡し時期、決済方法などについて合意する必要があります。

6: 買主と不動産売買契約を結ぶ

購入希望者との交渉がまとまれば、売主と買主の間で不動産売買契約が締結されます。
契約書の内容をしっかりと確認し、納得した上で署名・捺印を行いましょう。

7: 決済・引き渡しを行う

売買契約が締結されると、売主は買主に対して土地の所有権を移転し、買主は売主に対して代金を支払います。

*購入の流れ

1: 土地を探して購入を検討する

土地を購入する際には、まず、自分の希望条件に合う土地を探し、購入を検討します。
希望条件には、場所、面積、価格、用途、周辺環境などが挙げられます。

2: 不動産会社に相談する

土地を探し始めたら、不動産会社に相談することをお勧めします。
不動産会社は、希望条件に合った物件を紹介してくれるだけでなく、土地の価格交渉や契約手続きなど、購入に関わるさまざまなサポートを行ってくれます。

3: 物件の調査を行う

不動産会社から紹介された物件が気に入ったら、実際に現地を訪れて物件の状況を確認します。
また、登記簿謄本や地積測量図などの書類を請求し、物件に関する情報を詳しく調べることが重要です。

4: 購入の意思決定を行う

物件の調査結果に基づき、購入の意思決定を行います。
購入する意思が固まったら、不動産会社にその旨を伝え、売主との交渉を開始します。

5: 売主と不動産売買契約を結ぶ

売主との交渉がまとまれば、売主と買主の間で不動産売買契約が締結されます。
契約書の内容をしっかりと確認し、納得した上で署名・捺印を行いましょう。

6: 決済・引き渡しを行う

売買契約が締結されると、買主は売主に対して代金を支払い、売主は買主に対して土地の所有権を移転します。

□土地の売買で気をつけることとは?

土地の売買は、高額な取引であり、トラブルに発展する可能性もゼロではありません。
以下では、土地の売買で注意すべき代表的なポイントを紹介します。

1: ローンの完済有無を確認しておく

土地にローンが残っている場合は、売却前に完済しておく必要があります。
ローンが残っている状態での売却は、売却代金からローンの残債を差し引く必要があるため、売主にとって不利になる場合があります。
売却前にローンの完済状況を確認し、必要であれば完済手続きを行いましょう。

2: 契約不適合責任の内容に注意する

売買契約書には、契約不適合責任に関する条項が記載されています。
契約不適合責任とは、売買された土地に瑕疵があった場合、売主が買主に負う責任のことです。
契約不適合責任の内容を理解し、売買契約書に記載されている条項をよく確認しましょう。

□まとめ

土地の売買は、複雑な手続きや注意点が多く、慎重に進めることが重要です。
本記事では、土地の売買における売却側と購入側の具体的な流れ、そして売買で注意すべき代表的な10のポイントについて解説しました。
これらの情報を参考に、事前にしっかりと準備を行い、信頼できる不動産会社と連携することで、安心安全な土地売買を実現できるでしょう。

東広島市周辺で不動産の売買をお考えの方は、ぜひ当社までお気軽にご相談ください。
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