「土地売却を検討している」
「解体費用はどのくらいかかるのかな」
このようにお考えの方も多いと思います。
今回は、土地売却の解体費用はいくらかかるのか解説します。
□土地売却における解体費用
土地売却の解体費用は、大まかに以下の4つの費用に分けられます。
・建物解体工事
・残置物撤去費用
・樹木伐採処分費用
・地下埋設物撤去費用
建物の解体工事費用は、建物の構造によって異なります。
解体現場に重機が入れなかったり隣接住戸との距離が近すぎたりする場合には、解体費用が高くなる可能性があります。
残置物撤去費用とは、解体する家に残されている家具や家電を処分する費用のことです。
残置物の量によってかかる金額はかなり異なります。
原則として、残置物は解体工事前に自分で捨てるようにしましょう。
樹木伐採処分費用は、庭に樹木がある場合にかかる費用です。
建物を解体して、見積の時には発見できなかった地下埋設物が見つかることがあります。
例えば、土地の深い部分から出てくるコンクリートやレンガ、地下に残っていた浄化槽などです。
このような場合、これを撤去するための追加工事費用がかかることがあります。
□土地売却において解体する際の注意点
家を解体した後に、新しく家を建てられない場合がある点には注意が必要です。
国や自治体によって、新築してはいけないエリアが決められているのです。
例えば、売却する土地が「市街化調整区域」というエリアに該当している場合、新築を建てる際の建築範囲が制限されたり、そもそも新築を許可してもらえなかったりする場合があります。
このエリアで新築を建てられるのは、そこに今まで暮らしていた家族に限定されているのです。
また、建築基準法によって、幅が4メートル以上ある道路に2メートル以上接していない土地には、建物を再び建てられないと決められている場合があります。
自治体によっては、市街化調整区域に設定されているエリアでも新築が認められていることがあります。
新しく建物を建てられるのか、家を解体する前に自治体の担当部署に問い合わせて確認しておきましょう。
□まとめ
今回は、土地売却の解体費用にはどんなものがあるのか、その注意点と併せて解説しました。
本記事を参考にしていただければ幸いです。
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