家を不動産会社に仲介して売る場合は、手数料を支払う必要があります。
そのほかにも様々な費用がかかりますが、売却額がそのまま手元に入るわけではないので注意が必要です。
今回の記事では、家を売る時の手数料を安く抑えるコツをご紹介します。
□家を売る際に発生する仲介手数料について
仲介手数料とは、売却活動を行ってくれた不動産会社に対し、支払う成功報酬のことを言います。
媒介契約を結んで売却の依頼を出すと、売却するために様々な活動を行ってくれます。
例えば、物件情報サイトに情報を掲載したり、チラシを作ってポストに投函したり、購入希望者の物件見学に立ち会ったりします。
しかし、あくまで仲介手数料は、「成功報酬」であるため、買い手が見つかって売買契約を結ぶまでは、支払う必要はありません。
また、この手数料に含まれているのは、通常の業務で発生する費用です。
そのため、何でもかんでも不動産会社に依頼できるわけではなく、手数料の範囲のみで依頼できるのが一般的です。
その範囲を超えた依頼をする場合には、仲介手数料とは別に請求される可能性が高いでしょう。
仲介手数料には上限が定められており、売買価格によって報酬額が異なります。
例えば、売却価格が200万円以下の部分は、報酬額は取引額の5パーセント以下、200万円超400万円以下の部分は取引額の4パーセント以下、400万円超の部分は取引額の3パーセント以下となっています。
また、売買価格には消費税が含まれていないので、別で消費税がかかることも考慮しておきましょう。
□仲介手数料を抑えるコツについて
一般的に仲介手数料は支払う必要があるものですが、工夫すれば安く抑えることが可能です。
以下では、仲介手数料を安く抑えるコツを2つご紹介します。
1つ目は、仲介手数料無料や値引きされている会社を利用することです。
キャンペーンを行っており、仲介手数料を無料にしたり、値引きを積極的に行なったりしている会社もあります。
これらのキャンペーンをうまく活用すれば、お得に売却活動をスタートできるかもしれません。
2つ目は、値引き交渉することです。
ご紹介した通り、仲介手数料には法律で上限が定められていますが、下限は決まっていません。
複数物件を売却する場合、高額な物件を売却する場合など、交渉の内容次第では値引きすることが可能なこともあります。
「値引き交渉には応じてもらえないだろう」と最初から諦めるのではなく、値引きできれば儲けものという気持ちで交渉してみるのも良いと思います。
□まとめ
今回は、家の売る時の手数料を安く抑えるコツをご紹介しました。
家を高く売るためにも、手数料がかかることを把握した上で、工夫して売ることをオススメします。
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