「実家を売却すると確定申告をしないといけないのかな」
「確定申告で必要な書類が知りたい」
この記事をご覧の方は、このような疑問をお持ちではないでしょうか。
この記事では、実家の売却に確定申告が必要かどうか、また確定申告で必要な書類について詳しく解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
□実家の売却に確定申告は必要?
実家を売却したときに確定申告は必要なのでしょうか。
結論から言いますと、確定申告が必要となる場合は存在します。
確定申告が必要となるパターンは2つあります。
1つ目は、譲渡益が発生した場合です。
譲渡益、すなわち譲渡所得とは、買い手からもらった代金から必要経費などを差し引いた
ものです。
譲渡所得は、売却代金-(取得費+譲渡費用)で計算されます。
取得費とは、不動産を取得するために支出した費用のことです。
したがって、実家売却においては、親が家を購入するために支払った費用が取得費となります。
建物に関しては減価償却分を差し引く必要があるので覚えておきましょう。
また、譲渡費用とは、実家を売却するのにかかった費用のことです。
具体的には、不動産会社への仲介手数料や抵当権の抹消登記費用です。
売却代金からこれらの取得費と譲渡費用を差し引いた結果、譲渡所得がプラスになれば、確定申告が必要となります。
2つ目は、一定の特例を利用した場合です。
ある一定の特例を利用した場合は、譲渡所得の計算結果がマイナスで納税が不要であっても、確定申告をする必要があります。
例えば、居住用財産を譲渡した場合の3000万円の特例です。
家を譲渡したときに譲渡所得から3000万円を控除できる特例です。
確定申告をすれば、この特例が適用され減税されることがあります。
その他にも、所有期間が10年を超える不動産を譲渡した場合や空き家を売却した場合、居住用財産を買い替えた場合にも税負担を軽減できます。
これらの場合にも確定申告を忘れずに行ってくださいね。
□確定申告で必要な書類を紹介します!
確定申告で必要な書類は以下の通りです。
確定申告をする前にぜひチェックしておきましょう。
・確定申告書B様式
・分離課税用の申告書
・譲渡所得の内訳書
・購入時及び売却時の不動産売買契約書
・登録事項証明書
・領収書
□まとめ
今回は、実家の売却に確定申告が必要かどうか、また確定申告で必要な書類について紹介しました。
実家の売却で確定申告が必要な方は、ぜひこの記事をお役立てください。
東広島市周辺で実家の売却にお困りの方はぜひ当社までお問合せください。
売却についてさらに気になる方はこちらからどうぞ。
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